気がついたら、もう台湾大学の語学センターで中国語を勉強し始めて11ヶ月になりました。
現在は7月の中旬、夏真っ盛り。7月の前半は夕立が降って夕方は涼しくなっていたのですが、最近はそれもなくなり、一日中暑いです。暑い中汗を流しつつ広大な台湾大学のキャンパスを歩き、語学学校へ向かうのはなかなか億劫です。
一昨日からテキストが新しいものに変わり、これまでの話し言葉から書き言葉を学んでいく段階に。中国語学習も一区切りついたのかなという感じです。
残りの期間がハッキリするとやる気も出てくるものですね。最近中国語のモチベーションは上がってきました。そんな感じで今月の中国語上達報告をお送りします。
クラスメイトのやる気がすごい件
今のクラスは、英国人1人、カナダ人1人、スウェーデン人1人、フィリピン2人、日本人2人(自分含め)という構成です。年齢構成は21歳~30歳くらい。
すごいなと思うのが、英国人とカナダ人の2人。授業が終わってからも台湾人と言語交換をしたり、家庭教師をつけて中国語に磨きをかけています。さらに、中国語の新聞を毎日読んで自習しています。
これまでクラスメイトで家庭教師までつけて勉強をしている人はいなかったので、彼らから話を聞いたときは驚きました。でもこういう貪欲な姿勢が語学を勉強する上では本来の姿なのかもしれません。
そんな彼らと比べると自分は台湾にいる利点を活かしきれていないようにも思えます。授業と宿題以外中国語に触れてませんからね。なんの為に台湾にいるのかという…。でも中国語を勉強するだけが生活じゃないし←開き直り
語学学校の先生の教え方への不満
【リアル体験記】語学学校の授業で実際にあった困ったことと対処法の記事でも書いたのですが、今の学期の先生、よい人ではあるのですが、あまり教え方がよいとは思えません。
教科書に載っていないことを教えるのが多すぎたり、隣の人とペアワークがすごく多かったり。そこに時間がとられて、先生と一対一でやりとりする時間がなかったり、以前なら2週間に1回あった報告(プレゼン)がなくなりました。
何も考えずに話すおしゃべりの時間はあるけど、きちんと発音や文法を矯正してもらえる機会が少ないのが残念です。
また、テストは週に一度くらいあるのですが、その内容も簡単すぎる。大して勉強してなくても解けてしまう内容なんです。テストの意味ないやんけ。
今の中国語能力の現状
ネイティブの話についていくのは難しい
ネイティブと一対一ならある程度会話はできるんですが、2~3人ネイティブが話しているところに入るのは難しいです。
話している話題はなんとなく分かるものの、はっきりとは分からないので話に入れない(汗)そんなときは、なんとなく聞いているフリをしてごまかしていますww
あと、使っている単語が簡単でも、言い回しを知らないので、意味がよく分からないとうこともあるかも。
新聞や本などの書き言葉はよく分からない
これまでのテキスト「実用視聴華語1~4」は主に話し言葉が中心の内容でした。中国語は話し言葉がと書き言葉が全然違うんです。なので、新聞を読んでもまだちんぷんかんぷん。
新聞や中国語の本を読んでも、ある程度推測はできますが、それは日本人としての元々の能力に頼っている部分があります。
漢字を見て推測しているだけと言うか、中国語としては理解できてません。
新しいテキストの「遠東三」では書き言葉が多くあるので、そこで書き言葉の知識を付けていきます。
これから中国語にどう取り組んでいくか
新聞を読めるようになり中国語で情報収集をしたい
今の私の情報収集は主に日本語で行っています。
中国語だと、ほしい情報のそもそもの単語が分からないということで、自分から情報を取りに行けてないんですね。
主に、歴史や建築分野の語彙を増やしたいなと思ってます。
自分から情報を取りに行けるようにしたいのもありますし、歴史に関する施設に行って案内をしてもらうときに、聞いて分かるようにしたいんです。
今のままだと、見て分かるけど、聞いて分からないので。分かったらきっと新たな世界が広ががることでしょう。
中国語関連の検定を受けたい
華語文能力測驗(TOCFL)のレベル3は持っているのですが、レベル4は欲しいですね。
ただレベル4は簡単に受かりそうなので、さらに上のレベル5に挑戦したいのですが、試験問題を見る限り大きな壁がありそう…。とりあえずTOCFLレベル4受けるか?と考え中。
HSKも取っておきたいなと思うのですが、台湾だと受験できないし、日本だと大都市に出ないと行けないしで、なんだかなあというところです。簡体字を読む練習もしないとだしね。
中国語検定は次回が11月開催、台湾だと台北のみということで、ちょっと日程的に厳しいかなというところです。
あら、このままだとどれも受けられない!?
1年間の集大成として記録を残しておきたいんですけどね。
まあなにかしら受けますわ!