こんにちは、小山です。
台湾に語学留学に来て9ヶ月がたち、4学期目に入りました。
先生は4学期目にして3人目です(1学期と2学期は同じ先生だった)。
先生が変わると、教え方が全然違うので慣れるのも大変。
これまでいくつか困ったこともあったので、その時の実際のエピソードと解決した方法を書こうと思います。
ケース1 宿題の出し方がよくない
今学期の先生がまさにそうのですが、宿題の内容がよくない。
はっきり言って意味が無い宿題なんです!!!
前学期までの宿題は、
新出単語を使っての文作り →文法のプリント →ワークブック
このサイクルを回していくような感じで
習った単語と文法を使えるようにするために有効な宿題でした。
今回の先生は新出単語を使っての文作りの代わりに、プリントが配られ、質問に回答していくものを宿題に出してきました。
これだと、新出単語を使って文章を作る練習にならないんです。
例えば、新しく習った単語『逃避』(逃げるの意味)
質問:學生都想逃避什麽?(学生はどんなことを逃避したいものでしょうか)
私の回答→學生都想逃避準備考試。(学生はテストの準備から逃避したがります)
この質問の回答を作っても、単語を使って文を作れるようにはなりません。
プリントに既に書いてあるそのままの文型を使えばよいだけなので。
つまり、この練習だとこの単語を使えるようにはならないんです。
文を作れるようになることで、実際に会話で使えるようになるのに。
解決策
で、どうしかたというと、
先生にはっきり言いました。
「書かれている質問に答えるのではなく、新出単語で文を作る練習をしたい」と。
クラスを替えるという手もありますが、場合によって同じレベルのクラスがなかったりします。替えるとなると時間帯を変えたり、レベルを変える必要がある可能性もあります。
なのでクラス替えは本当に最終手段です。
いやあ、でもそんなこと先生に言えないよ…という方はこういう風な発想をするとよいかも
- 学費を払っているだからこっちは客だ。学費の元をとれ
- ここは台湾であり、日本ではない。日本のルールは通用しない。
何も言わずに黙っていては変わりません。
日本のように「察してくれ」という文化もないので、自分の意見を言うしかないのです。
あと、自分の意見を言うには仲間との関係も大事。
クラスメイトに今の先生の教え方どう思う?と聞いたら、いろいろ不満を言ってくれたのでやはり私は間違っていないと確信が持てました。
先生に宿題の件を指摘してみると、別に態度が悪くなったりすることはなく、じゃあこういう風に宿題の出し方を変えましょうと言ってくれました。で、クラスメイトも賛成と言ってくれ宿題が変わりました!
言ってみるものですね。
大事なのは、みんなで授業を作っていこうという考え方だと思います。先生に全てを任せるのではなく、自分も意見を言って授業の内容を先生と一緒に創っていく。
そうすると積極的に授業に参加できて、言葉も上達すること間違いなし!
ケース2 クラスメイトに嫌な奴がいる
台湾大学の語学学校は1クラス5~7人です。
少人数な分、クラスメイト達との距離は近いと思います。
授業中でのペアワークやグループワークで、会話をしたりゲームをしたり一緒に寸劇みたいなこともします。
で、少人数故にメンバーが重要になるわけです。
私の場合は以前のクラスにちょっと困ったちゃんがいました。
授業中に質問がすごく多いのです。しかもどうでもよい質問が。
先生が昨日説明したことをまた聞いたり。一度じゃないんですよ。もう何度もなんです。
質問の回数が多く、授業もしばしば中断されます。
先生もあまりに酷い質問であれば流して授業を進めるのですが、先生もその生徒の質問を退けることはしません。
で、エスカレートしていきます。
で、とうとう私も我慢が出来なくなりまして。笑
決定的な出来事があったのですが、それは置いておきます。
その生徒とはもう絶対に話したくないと思ったんですね。
1学期はそれでも耐えたのですが、2学期目もその生徒と同じクラスで、先生も同じ。
同じく少人数で、ペアワークが毎日ある。
先生が毎回くじ引きを引いて相手を決めます。
下手すると同じペアになってしまうんです。
正直、もう我慢の限界でした。
解決策
で、友人のアドバイスもあり先生にメールしました。
「もう我慢の限界なので、○○とペアワークはしたくありません」と。少し長めに思いの丈を書きました。
正直、ものすごく勇気が要ることでした。
で、先生からの回答はというと
「分かった。教えてくれてありがとう」
短~い。笑
でも次の日からペアワークは先生が相手を指定して、私とその生徒がペアにならないようにしてくれました。
ストレスは多少軽減しましたが、やはり耐えがたく、もう同じクラスにはなりたくないので、次の学期は時間帯を替えました。笑
で、後日談としては、他のクラスメイトもその生徒を嫌に思っていたことが分かり、私だけじゃなかったんだとホッとしました。
ケース3 発言機会が少ない
授業中は質問をしたり、自分の意見を発言する機会も多いです。
ただ、一人あたりの発言回数は先生やクラスの人数によって変わります。
場合によっては、授業中に中国語を話す機会が少なくて不満に思う可能性もあるかもしれません。
発言する回数が少ないと、その分中国語を使う機会が減ります。
先生に発音や文法を直してもらえることが語学学校のメリットなので、発言しないともったいないんです!
解決策
その場合は遠慮なく、自分から発言する機会をバンバン増やしましょう。
日本の学校のように語学学校の授業を受けると、先生に質問を当てられるまで答えないことになります。
先生も人によって生徒に均等に話す機会を与えてくれる場合もありますが、自分から発言すべき場面も多いです。
「この文法を使って文を作ってみてね~」
と言われたら私はなるべく最初に言うようにしています。
日本人だと周りに遠慮して自分から発言はしないかもしれませんが、
ここは日本ではなく台湾。
しかも自分は中国語を勉強するために来ている。
発言しなかったら授業受ける意味なくね!?と思いつつ私は授業を受けています。
発言する機会は与えられるものではなく、作るものです。
そこは図々しくいきましょう!
まとめ
なんだか半分くらい愚痴になってしまったような気もしますが、リアルな体験記ということで少しでも参考になったら嬉しいです。
大事なのは、不満や意見があったら言葉にすること。
言わないと相手は分かりませんからね。
でもこれは日本でも言えることかな。
同じ日本人でも考えていることは違うんだから、意見は口に出すべきだし、言えるような雰囲気であるべき。
意見を言って、現状を変えていきましょう!