語学留学をしようと思ってから、実際に留学するまでどういうステップを踏めばいいのか、始めはよく分からないものです。私も手探りでなんとか留学にこぎ着けました。
私の場合、留学を決断してから奨学金を申請したというのではなく、奨学金を申請して合格が決まってから留学を決めたので、留学決定から実際の渡航まで時間があまりありませんでした。
参考になるかどうか分かりませんが、留学するまでの私の場合の留学スケジュールをご紹介します。なお、留学エージェントは使わず、すべて自分で準備をしました。
台湾留学準備のスケジュール
半年前~
- 語学学校を選ぶ
- 航空券を買う(早めに買うと安い)
- パスポートの期限をチェック、持ってない場合は申請
- 予防接種を受け始める(任意、A型肝炎などは6ヶ月後に再度打つ必要あり)
2~3ヶ月前
- 語学学校の入学申請をする
- ビザを申請する(入学許可が届いたら)
- 部屋探しの情報収集
- 留学に持って行く物の買い出し
- 海外保険を申し込む
- 運転免許の更新時期をチェック(留学時期と被る場合は、期限前更新が可能)
- 台湾への現金の持ち込み方法を考えておく(直接持ち運ぶか、海外送金するか、海外キャッシングできるクレジットカードを持つか)
- 海外でも使えるクレジットカードの用意
1ヶ月前
- 医療機関に行っておく(歯の検診、婦人科検診など)
- コンタクトレンズの購入、眼鏡の新調
2週間前
- 住民票を抜く場合は海外転出届け
- 国民年金の手続き
- 健康保険の手続き
- 荷造り
その他手続
年金・保険などの行政手続き(長期で留学する場合重要)
・住民票(海外転出の手続き)
短期留学では必要ありませんが、長期留学の場合、海外転出の手続きをすると住民税、国民年金、健康保険を支払う義務がなくなります。
ただ、海外で病院に行った場合でも手続きをすれば日本の健康保険が支払われるようなので、人によっては住民票をそのままにしておく人もいるようです。
・国民年金の手続き
海外に住む場合でも、国民年金に任意に加入することが可能です。
・健康保険の手続き
市町村役場に海外転出届を提出することで、自動的に保険を止めることができます。
・ 所得税・住民税
仕事を退職して年末調整を受けてない場合は税金を納め過ぎている可能性があります。確定申告をすると還付されるもので、退職以降の5年以内なら申告できます。家族などに依頼できれば、その家族が納税管理人として、代理で税金を納付することもできます。
・運転免許証の更新
留学中に更新時期が重なる場合は事前に更新することができます
・台湾で運転する場合、別途手続き
日本の運転免許証と併せて、その中国語翻訳文を所持・携帯していれば、台湾に行ってから1年間自動車を運転することができます。
部屋探し
留学後の住まいについてですが、語学学校によっては学校の寮に住める場合があります。
寮がない場合は、自分で探すことになります。留学する前に一度台湾に行って物件を探す人もいますし、早めに台湾に行って授業開始までに部屋を決めるという人もいます。
私は後者でした。1週間で部屋は決まりましたが、条件に合う物件を見つけるのに苦労したので、余裕をもって探したほうがいいと思います。
まとめ
留学手続きに伴い、細々した書類の申請・受取が多く大変でした。奨学金の準備とビザの為に東京へ行ったことや予防接種をしたことで、渡航前から出費がかさみました。資金は大切です。
【渡航するまでのスケジュール(参考)】
私が留学した時の実際のスケジュールです。奨学金をもらっているので、通常の場合とは多少手順が違っていると思います。
2月 |
教育部華語文奨学金の申請準備 留学先の語学学校を決める 書類の認証を受けるために東京へ行く(一回) |
3月 |
教育部華語文奨学金の申請書類提出(3月末) 退職 退職に伴う手続き(国民年金・健康保険の手続き) 引っ越し(住民票の移動) |
5月 |
奨学金の内定が出る。留学確定。 語学学校への入学申請(本来なら奨学金申請時にすべきでしたが・・・)、入学許可証の受領 |
6月 |
ビザ申請用の健康診断を受ける(居留ビザの場合) 予防接種 航空券の手配 海外用のクレジットカードの用意 |
7月 |
奨学金受給者向けの講習会のため東京へ ついでにビザの申請もする |
8月 |
年金の手続き 住民票の海外転出手続き 運転免許の事前更新 海外保険の加入 【渡航】 部屋探し クラス分けテスト 新入生オリエンテーション 授業開始 |
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