台湾に留学・出張・旅行を控えたみなさん、予防接種って必要なのかな?と迷っていませんか。
私もいろいろ検索してみたのですが、必要かどうかハッキリ書いてないんですよ。
厚生労働省のページでも、「受けておきたい予防接種」と書いていて、受けなさいよ!とは言っていない。
予防接種は任意接種のようです。
自分で考えて決めてね☆ってことか…。
☆接種が必要な場合もある(居留ビザを申請するとき)
接種は任意といっても、予防接種が必要な場合もあります。
台湾の大学や大学院に正規入学する場合や、語学留学で語学研修査証(停留ビザ)から居留ビザに切り替える場合は、ビザの申請時に健康診断証明書が必要で、
その中に「麻疹および風疹」の抗体があるかどうか、なければ予防接種をした証明を書く必要があります。証明は、健康診断証明書(指定フォームあり)に書く場所があります。
予防接種の費用と注意点まとめ
台湾に長期間滞在する場合にしておくとよい予防接種
厚生労働省のページによると、台湾渡航する場合に推奨されている予防接種はこちら。
参考:台湾に渡航する場合の予防接種について(厚生労働省検疫所FORTHホームページ)
私は推奨されていたA型肝炎、B型肝炎、破傷風、日本脳炎全て受けました。
台湾だと衛生環境がよいので感染症のリスクも低く予防接種しなくてもよいかなとは思ったのですが、今後他の国に行く可能性も考えて予防接種しておくことにしました。
費用はいくらかかるの?
病院によって値段は変わるようです。
私が行った日本の地方の小さな病院ではこの位の値段でした。ちなみに保険はききません!ご参考までに~。
一回目 | A型肝炎、B型肝炎、破傷風、日本脳炎 | 15,000円 | 34,600円 |
二回目 | A型肝炎、B型肝炎 | 9,800円 | |
三回目 | A型肝炎、B型肝炎 | 9,800円 |
*私の場合、破傷風、日本脳炎は1回だけ、A型肝炎・B型肝炎は3回の接種でした。
予防接種は計画的に!
予防接種は、種類によって接種回数が異なります。
破傷風、日本脳炎は人によって1回又は2回の接種で終わるのですが、A型肝炎・B型肝炎は初回の2~4週間後に2回目、さらに約半年後に3回目の接種をする必要があります。
1回だけでは終わりませんし、接種間隔もあけないと行けないので、渡航が決まったら早めに予防接種の計画を立てましょう。
参考:予防接種ワクチンと一般的な接種間隔(PDF) 新潟市
ちなみに私は破傷風、日本脳炎は1回で終わり、A型肝炎・B型肝炎の2回目の接種までを留学前に済ませ、半年後に一時帰国したときに3回目の接種をすませました。
予防接種はどこでできるの?
厚生労働省のホームページに予防接種実施機関を検索できるページがあります。
ただ、ここには載っていない医療機関でも対応していれば予防接種ができます。近くの病院やかかりつけ医に電話して聞いてみるとよいと思います。
まとめ
予防接種をしておくと安心感がありますが、費用も時間もかかります。また、予防接種では防げない感染症も多くありますので、食べ物や生活する上で注意が必要です。
私も、台湾に来てから食べ物が原因でお腹を壊したことはなかったのですが、最近生のきざんだキャベツを食べたら、しばらくお腹の調子が悪い日が続きました。みなさんも食べ物にはお気を付けください!
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