日本と台湾の歴史おすすめ本5選!台湾の背景知識や魅力を知るためのエッセンス

【随時更新!!】

台湾歴史オタクのこやまです。日本統治時代が特に好きでよく台湾の歴史に関する本を読んでいます。

台湾にはもともとそこまで興味はなかったのですが、『台湾人生』という本(映画がノベライズされたもの)に出会ってから台湾の歴史の重厚さ・面白さに目覚めました。そして気づいたら台湾に…(2017年9月現在は一時帰国中)。

というわけで今回は私が厳選した日本と台湾の歴史に関連した本を紹介していきます。

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本を読むのが苦手な人でも読みやすい小説

台南の空ゆかば -ボクとうさぎのマンゴーデイズ-

主人公の青年が旅の途中に台湾で出会った人々から、台湾が背負ってきた歴史が見え隠れする。

正直なところ読み始めた時は、主人公があまりにも台湾のことをよく知らない若者でゲンナリしてしまって、さらに”うさぎ”とかいう凶暴な女の子が出てきたところで「よくある痛いキャラか…」と期待しないで読んだのですが、いつのまにか物語の世界にのめり込んでました。

主人公が祖父の思い出の人を探すために台湾を旅するので、まるで一緒に台湾を旅しているかのよう。台湾の歴史背景や、そこに暮らす人々の雰囲気までリアルに感じられます。

特に台南がメインなので台南旅行に行く前に読むとモチベーションがあがると思います。

実在する人物の話も織り交ぜられた、タッチが軽くてあっという間に読めてしまう小説。まず最初の一冊におすすめの本です!

台湾の各地に残る日本の跡を巡るのにおすすめの本

台湾に生きている「日本」

日本と関わりのある場所が丁寧な解説とともに書かれていて、現在も残る日本統治時代に関するスポットの歴史背景が分かります。

現地の古老から聞いたエピソードが深みを与える、他にはない台湾案内本。

おすすめの使い方は、台湾の旅行前に読んで、行く場所を決める参考にすること。さらに、旅行後に再度読み返すこと。事前に知識を得ておくことで、全然街の見え方が違います

この本の著者の片倉佳史さんは、台湾の歴史から鉄道まで幅広い著作があり、台湾方面ではかなり有名な方です。片倉さんほど台湾の幅広い方面について語れる日本人はなかなかいないでしょう。

台湾に残る日本の跡を探してみたい人におすすめの本です!

司馬遼太郎が見た台湾

街道をゆく 台湾紀行

『坂の上の雲』や『竜馬が行く』で有名な司馬遼太郎氏の紀行文集『街道をゆく』シリーズの台湾編。

司馬さんが台湾で出会った人々との逸話が書かれています。

「老台北」として今年の7月にお亡くなりになった蔡焜燦さんも登場しています。

司馬さんが実際に台湾を旅行した様子を書いているので、旅行記として楽しめます。司馬さんが回ったルートを旅行してみたくなりますね。

これから台湾に旅行に行く人は、この本を読んでから行くと台湾で感じられることが何十倍も変わってくると思います。台湾旅行のモチベーションが上がる本です。

戦後を生き抜いた台湾のトオサン達の生き様

トオサンの桜

日本統治時代に日本教育を受けた日本語世代のことを多桑(トオサン)と台湾語で言います。日本語の「父さん」が台湾語になったものです。

この本には多くのトオサン達が登場し、彼らの生き様が語られているんです。

ひとりひとりの人生が波瀾万丈でこんな大変な人生を生きてこられたのか…と驚きます。そこに日本時代の教育や日本人との関わりがそっと刺身のつまのように添えられている。

台湾は親日と言われるけど、そんなに単純な話ではないことが分かります。

台湾の日本語世代の人々がなぜ「日本」を思い続けるのか、彼らの生い立ちや彼らを取り巻いた歴史を知ることで、それが見えてきます。日本語世代の人々に興味がある人にもおすすめの本です。

かなり過激だけど面白い。中上級者向き

新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論

小林よしのりさんのゴーマニズム宣言シリーズのひとつです。漫画なので取っつきやすいですね。

小林さんの本は過激な内容で知られていて、物議を醸すことも多いです。今作品は2000年に出版され日本と台湾でベストセラーになりましたが、著者の小林さんは台湾入国禁止になりました。

クセのかなり強い本ですが鵜呑みにすることなく読めばそれなりに面白いです。

台湾のお年寄りに話を聞いていく中で、日本人としてのアイデンティティーとはなんぞやを考察している本です。

台湾の歴史問題にガンガン切り込んでます。台湾の歴史はデリケートな部分があり、あまりはっきりと語られることはないのですが、そこにメスを入れています。

著者の意見がすごく前に出ている本なので、こういうのもあるんだな~という位で読むといいです。

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