台湾の一人暮らしの生活費について2024年

06.台湾で暮らす

2016年に月25000元の生活費(家賃含む)で暮らしておりました。
が、今はもうそんな生活費では暮らせないなとひしひし感じています。

自分の生活に求める質が上がったのもありますが、台湾の物価が上がったからです。

節約しながら暮らしても月30000元はかかりますね…。

これらの費用は最低限の生活を送るもので、ここからさらに衣服、趣味や旅行の費用がかかります。

これから紹介するのは、自分の暮らしをベースにした生活費の目安です。

生活費は人によってかなり差はあるとは思いますが、台湾での節約生活を考えている人の参考になればと思います!

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家賃 15000元〜20000元


一番大きいのは家賃ですね。

ワンルームでミニキッチンがあって…となると台北や新北市でも15000元以上はするでしょう。
シェアハウスや台北圏以外ならばもう少し下がります。
けれども8000元〜10000元は最低限かかると思います

台湾のアパートは家賃の割に質が低く、初めて台湾で部屋探しをすると驚かれるかもしれません。

ただ家賃を下げすぎると、部屋に窓がなかったり、あっても日当たりがよくなかったり、違法建築だったり、半地下だったり、部屋までの廊下が長かったり、家までの路地が薄暗かったり…などと日本の一人暮らし用のアパートのイメージからかけ離れたものになったりします。ちなみに上記の例は、私が部屋探しの内見で目にしたものです。

食費 9000〜12000元

自炊を頑張って9000元
油断すると12000元

もし食べる量が多いとか、食費は気にせず食べたい…となると15000元以上になると思います。

ランチにかかる費用が以前なら一食100元〜150元くらいだったのが、一食150元〜200元くらいになったなという感じです。

節約するには、朝ご飯や夕飯を自炊にするのがポイントです。

台湾では自炊より外食のほうが安いという話もありましたが、最近物価が上がってきたので自炊のほうが安くなった感じがしますね。

ガス光熱費 800〜1500元

電気代も少しずつ値上がりしています。今の部屋は以前一キロワット5元でしたが、今年から6元に値上がりしました。涙

夏になるとエアコンをつけないといけないので、どうしても電気代が高くなります。

スマホの通信費 200元〜500元

ネット使用量が少なければ200元の安いプランもあります。
「4G 方案」とかで検索するといろいろ出てきます。

他には、部屋にインターネットがついてなければ、別途契約することになります。

その場合、スマホを使い放題のプランにして家でのパソコンはスマホからのテザリングを使うという人も知り合いでいます。

日用品 2000元

トイレットペーパーやハンドソープ、食器用スポンジなど細々と月々かかってきます。

医療費 1000元

台湾の健康保険に入っていると、窓口料金1回150元〜200元で医者にかかれます。薬代は別途取る場合と取らない場合があります。

交通費 1000元

台北のMRTは乗った回数によって次の月にキャッシュバックがあります。
台北と新北の公共交通機関が30日間乗り放題のパスが1200元です(上記のキャッシュバックは対象外)。

まとめ

2016年なら月々25000元でも暮らせましたが、いまは最低限月々30000元は必要かなという感じです。
ここからさらに他にヘアカット、服、化粧品、旅行などと費用がかかってきます。

もし自分が2024年現在で月々25000元の台湾政府の奨学金をもらい、その金額内でやりくりしながら語学学校に通うとしたら、台北以外の都市に行くことで固定費である家賃を下げます。その上で食費を自炊と組み合わせながら10000元以下に抑えるように努力するかなと思います。

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