こんにちは、小山です。
台北から日帰りで行ける人気の場所が、台北郊外の平渓線エリアです。ローカル列車に乗って台湾の昔懐かしい雰囲気を楽しめます。人気なのは十分駅近くの十分瀑布(じゅうふんばくふ)。でもせっかく平渓線に乗るなら、近くの平渓駅にも降りてみましょう!
平渓駅を降りると、平渓老街といういい感じの古さを醸し出す通りに出ます。
観音様、降臨 「八仙洞(はちせんどう)」
平渓老街から少し坂を登ると土壁と一体化した入口がありました。なんか、いいですねぇ。どこか地球の裏側にも通じているような入口です。
入場料は要りません。そのままお入りください。
入口に入ってすぐ現れたのは観音様。この観音様の雰囲気が、昔行った秘宝館を思い起こさせます。B級スポットの匂いだぜ!
中は薄暗い洞窟。外は暖かいのにジメジメッと冷たい風が顔に当たります。あちこちに通り口があり、迷路のようになっています。隠れんぼとかしたら楽しそうです。
洞窟自体はそこまで大きくないので、5分くらいで回りきれます。平渓線に乗ったついでに見に行くにはおすすめの場所です。
5つの穴で記念写真を撮ろう!近くに「防空壕」もある
洞窟のすぐ近くに、本物の防空壕がありました。
日本統治時代に敵からの爆撃を避けるために掘られた防空壕です。(日本統治時代は、日本の植民地である台湾でも連合国軍からの空襲があったんです!)
この防空壕、中はそんなに広くありません。一時的に避難する用だったのでしょう。
入口が5つあるので、遊びにいったら5つの穴から顔を出して記念写真なんかも楽しそうです。
帰りに平渓老街おすすめスイーツもどうぞ
平渓老街に行列のできたアイス屋さんがありました。
「花生捲氷淇淋」アイスクリームにピーナッツの粉がかかっているスイーツです。さっぱりとしたアイスに甘いピーナッツが合います。一個35元(約128円)。
何も言わないとパクチーが入ってしまうので、パクチーが苦手な人は注文するときに「不用 香菜(ブゥヨン シァンツァイ)」と言いましょう。
同じアイスを売っているお店は他にもあったので探してみてください。
土日に平渓線に乗ったのですが、一時間に一本しか出ていないのに観光客が多くてもうギュウギュウ詰めでした。始発駅の瑞芳から終点の菁桐駅まで1時間くらいかかるので、ちょっとキツかったです。
台北からバスでも行けるので、近くまでバスで行って、途中の移動に鉄道を利用した方がいいかもしれません。
Information
平渓老街
住所 新北市平渓区平渓里中華街12号
アクセス 台北から台鉄で瑞芳駅まで行き、ローカル鉄道平渓線に乗り換えます。終点から一つ手前の駅の平渓駅で降ります。八仙洞までは徒歩5分くらい。
※1元=3.66円で計算(2017年1月3日現在)