台湾に仕事や留学に来た場合、銀行や郵便局で口座を開く必要が出てくると思います。
台湾にも沢山銀行がありどこの口座を開こうか迷うところですが、私の場合は奨学金を受け取る先として指定された郵便局の口座を開きました。
日本と同じように台湾でも郵便局のATMはいろんな所にあるので便利です。
今回は台湾の郵便局で口座を開く場合の手続きを紹介します。
目次
口座の開設に必要なもの
- パスポートの原本
- 中華民國統一證號または居留證(ARC)の原本
- 100台湾ドル(口座に最初に入れるお金)
- フルネームの印鑑
中華民國統一證號とは
マイナンバーのような、外国人に割り当てられる番号のことです。これがあると外国人でも口座を開くことができます。移民署に行くと申請できます。
詳しくはナカジマチカさんのブログをどうぞ⇒台湾で銀行口座を開設するために「中華民國統一證號基資表(台湾のマイナンバー)」を申請してきた。
印鑑はなくても口座は開ける?
印鑑がない場合はサインでも大丈夫なようです。前に並んでいた外国人の人がサインで口座開設の手続きをしているのを見ました。
印鑑を作りたい場合は、街の片隅にある屋台のような見かけのハンコ屋さんだと安く作れます。
私の場合は当時どこで買えば良いのか分からず、ネット検索で出てきた中山駅近くの展文堂印章芸術坊でハンコを作りました(750元。今から考えると高い!)
口座開設までの流れ

混んでなさそうな郵便局に行く
口座の開設の手続きは意外と時間がかかります。空いている郵便局に行くことをおすすめします。
私は始めは大学の近くの郵便局に行ったのですが、語学学校のオリエンテーションの日で他にも口座を開設したい留学生が多く混んでました。だいぶ待ちそうだったので別の日に家の近くの郵便局に行きました。
番号札を受け取る
郵便局に入ると、日本と同じように、お金を扱う部門と荷物を送る郵便部門に分かれています。
口座を開く場合はお金を扱う部門で手続きを行います。
よく分からなかったら、だいたいジャケットを着たボランティアの人がいるのでその人に
「我要開戶(ウォーヤオカイフゥ)…口座を開きたいのですが」と言えばどこに行けばよいか教えてくれます。
番号札をとって待ちましょう。

順番が来たら、窓口の人に「我要開戶」と言えば申込書を差し出されるので必要事項を埋めます。
意外と時間がかかるので時間に余裕をもって行きましょう。私1人だけでも20分くらい手続きに時間がかかりました。
キャッシュカードは後日に受け取る
通帳はその日のうちにもらえるのですが、キャッシュカードは一週間後にまた取りに行く必要があります。
日本に帰国するため住所変更をする場合
留学が終わり日本に帰国するので、郵便局の口座の住所変更に行きました。
そうすると「日本に帰国する場合でも、口座をそのまま残すのであれば変更届けは必要ない」と言われました。
住所は古いままになっても、問題ないようです。
次に台湾にまた住む場合はそのときに住所変更をすればよい、と。
また、口座を解約する場合は手続きが必要だそうです。